福井市の国見岳で風力発電所の建設に着手 最大出力5万キロワット 2026年秋の発電開始目指す
二枚田風力発電所の起工式(11日福井市)
福井市の国見岳(標高656メートル)で最大主力5万キロワットの風力発電所の建設工事が始まり、2026年秋の発電開始を目指しています。
この「二枚田風力発電所」は東京都の外資系企業「日本風力エネルギー」が国見岳の二枚田幹線林道沿いに、12基の風力発電を設置する計画です。
工事は今月から始まり、2026年の夏ごろまでに建設し、秋ごろから最大出力5万キロワットとあわら市北潟の風力発電の2倍以上の出力で発電を開始する予定です。
ところで県内では若狭町と滋賀県境にある三十三間山やあわら市の洋上など8箇所で風力発電所の建設計画が進んでいて、すべてが稼働しますと最大出力はおよそ90万キロワットになるとみられます。