ヘルメット着用が必須に 自転車通学、県内全ての県立高校で 着用率3.4%と伸び悩む 県教委、交通安全教室も開催へ
自転車に乗る際はヘルメット着用を
県教育委員会は、全ての県立高校と特別支援学校の高等部で、2026年度から、自転車通学の際には「ヘルメット着用」を必須条件とする方針を決めました。
対象となるのは、県立高校25校と特別支援学校の高等部11校の合わせて36校です。県教育委員会によりますと、県内の高校生のヘルメット着用率は、去年6月時点の調査で2.1パーセントだったのに対し、最新の調査ではおよそ3.4パーセントと伸び悩んでいます。
ところで、2019年から2023年の過去5年間に県内で起きた自転車事故で死亡した人の数は17人で、今年に入ってからは5人が亡くなるなど、悲惨な事故が後を絶ちません。
県教育委員会では、来年度1年間をかけて、保護者や生徒に周知する他、警察と連携して交通安全教室を行うなど、ヘルメット着用を呼びかけることにしています。
最終更新日:2024年11月25日 13:51