越前柿の収穫始まる 厳しい残暑が影響 例年より1週間遅れ
福井県あわら市特産の越前柿の収穫が残暑の影響で1週間ほど遅れて10日に始まり、ようやく実りの秋を迎えています。
越前柿は60軒の農家があわら市の丘陵地で栽培しています。
今年は大玉が目立つものの、残暑の影響で色づきが1週間ほど遅れ、朝晩の寒暖差が大きくなってきた中でようやく早生品種の収穫が始まりました。
越前柿専門部会 山口義雄部会長
「昼と夜の温度差がないので色づきが相当遅れている 今でも色がつかない」
収穫した柿は炭酸ガスで渋抜きすることでまろやかな甘みに仕上がり、来週にも市内の直売所や食品スーパーの店頭に並びます。
出荷作業は10月下旬にピークを迎え、200トンあまりの出荷を見込んでいます。