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【博多ストーカー殺人】「包丁を持っていかんかったらよかった」男が初めて後悔の言葉 ストーカー行為は改めて否定 福岡地裁  

2024年6月18日 11:54
【博多ストーカー殺人】「包丁を持っていかんかったらよかった」男が初めて後悔の言葉 ストーカー行為は改めて否定 福岡地裁  
裁判員裁判の2日目

2023年1月、JR博多駅近くで元交際相手の女性を殺害したなどの罪に問われている男の裁判です。18日の被告人質問で、男は被害者に対して「申し訳ない気持ち」と述べました。

住居不定・無職の寺内進被告(32)は2023年1月、福岡市のJR博多駅の近くで、元交際相手の川野美樹さん(当時38)を待ち伏せし、包丁で刺して殺害した罪に問われています。

裁判員裁判2日目となる18日は被告人質問が行われ、検察側から「川野さんを殺害したことをどう思うか」と問われると、寺内被告は「ショックと後悔と申し訳ないという気持ち」「あの時、包丁持っていかんかったらよかった」と、初めて後悔の言葉を口にしました。

一方で弁護側が事件当日、「川野さんに会うことを予測していたか」と問うと「していないです。待ち伏せはしていない」と、ストーカー行為については否認しました。