「尾道が好き!」な移住者たちの生活 体験談や企業について紹介する『ANCHER』とは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。澤村優輝アナウンサーが、広島県尾道市への移住者と、移住を希望する人々のためのサイトについてお伝えします。
2024年12月にオープンした、尾道市役所の近くにある「イイカゲンサカバ ヒカリ」は、昼から酒やドリンクにおつまみが楽しめるお店です。
京都から移住したIターンの店主の磯野幸司さんは、店となる物件のリノベーションから始めていきました。磯野さんが惹かれた尾道の魅力は「人の距離の近さ」で、「誰かと誰かがつながっている。そんな尾道が好き」ということです。
移住する前、尾道に旅行で訪れている時に友達ができ、その友達にお店を紹介してもらい、さらにそのお店でまた友達ができて、交友関係が広がっていったそうです。「僕も尾道の町に救われたので、このお店も頼りにしてもらえる、人がつながっていくお店にしたい」と、意気込んでいます。
同じく尾道市役所のそばにあり、歓楽街としても知られる新開地区にある「Tutuyu Onomichi Cafe」は、1月にオープン5周年を迎えました。おしゃれなプレートランチに、スイーツも楽しめます。
店主の田中亮太さんは尾道生まれで、東京に本社があるアパレル企業で働いた後、Uターンしてきました。お店の名前は、廃校となった母校「筒湯小学校」から取っています。田中さんは、最近の尾道について「若い移住者が来て、新しい風が吹き込まれている。活気が生まれている」と感じているそうです。
このような多彩な移住者を紹介している『ANCHER(アンカー)』というサイトがあります。紹介した2人も、この中で掲載されていますので、ぜひご覧ください。
このサイトのコンセプトは、「前向きに挑戦している人と尾道をつなぐイカリになりたい」です。『ANCHER(アンカー)』は、船のイカリ「ANCHOR」の「OR」を取って、チャレンジャー「CHALLENGER」の「ER」を組み合わせています。サイトを運営している松崎敦史さんによると、尾道に移住した人の体験談の他、「移住にもいろんな形があることを知ってほしい」ことから、地元の求人や企業PRも掲載していることが、大きな特徴だと言います。