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日銀・植田総裁、高止まりの消費者物価「国民生活にマイナスの影響」 政策金利は0.5%で据え置き

2025年3月20日 1:36
日銀・植田総裁、高止まりの消費者物価「国民生活にマイナスの影響」 政策金利は0.5%で据え置き

日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を現在の0.5%のまま据え置くことを決めました。

日本銀行・植田和男総裁「アメリカや海外の貿易政策、その他の政策の不確実性が高い中で、簡単に(利上げの)判断ができない状態にある」

植田総裁は、4月初めにもトランプ政権が打ち出す大規模な関税措置など、アメリカの動きが日本経済に与える影響をもう少し見極める考えを強調しました。

一方で、会合では一部の委員が、物価が見通しより上振れるリスク、つまり早めの利上げが必要になる可能性に言及したということです。

植田総裁もコメの価格上昇などの影響で高止まりする消費者物価が「国民生活にマイナスの影響を与えている」と述べていて、国内・海外双方の動きを慎重に見ながら、利上げの時期を判断することになります。

最終更新日:2025年3月20日 1:36