持たせて安心…?『子どものスマホ』 犯罪に巻き込まれることも… 親子で決めるルールについて徹底プレゼン【アナたにプレゼン・テレビ派】
そこで、「なぜルールを作っているのか」という教育が大切になります。では、どういったルールがあるのでしょうか。例えば、平日と休日にスマホを触れる時間や、SNSの利用はYoutubeとLINEに絞る、アプリのインストールは保護者に確認してから行うという使い方があるようです。そして、ルールを破った時の対応についても、親子で話し合ってほしいということでした。さらに、話し合うだけではなく、いつでも親子で確認ができるように、文章にすることも良いそうです。スマホを与える前に、「ルールを決めて守る」という約束をした後に購入するのが、1番効果的ではということでした。
そして、もう1つ大切になってくるのが、子どもに有害な情報を閲覧できないようにするもの「フィルタリングサービス」です。18歳未満のスマホ契約使用の時は、フィルタリングサービスの導入が法律で義務付けられています。コミュニティサイトを利用して、犯罪被害に遭った子どものうち、フィルタリングサービスを利用していなかったケースが94.8%に上ります。
また、保護者のスマホには、フィルタリングがかかっていないため、有害なサイトにアクセスできてしまうことから、保護者のスマホを子供に貸さないことも大事です。さらに、キャリア決済やクレジット情報が登録されている場合は、ゲーム課金などで高額請求につながります。スマホに保存している写真を、子どもがSNSなどに投稿して、情報漏洩につがってしまうこともあるそうです。親が昔使っていたスマホをお下がりで持たせているケースもありますが、その場合も同じように注意が必要です。街では、防犯と安心のために、親が子どもの居場所を知る手段として、気軽にLINEなどで連絡が取れるので、持たせていて便利だという声も多く聞かれました。メリットも大変多いスマホなだけに、子どもが安全に使用できるように導いていきたいですね。