徳島市議会臨時会は閉会日 新ホールをめぐる条例案について採決は行われず継続審査【徳島】
徳島市議会臨時会は、11月15日に閉会日を迎えましたが、新ホールをめぐる条例案についての採決は行われず、継続審査となりました。
新ホールをめぐっては、後藤田正純徳島県知事が徳島市の藍場浜での整備を目指し、かつて徳島市立文化センター跡地での整備を前提に結ばれた県市協定を改定するとして、遠藤彰良徳島市長も同意しました。
しかしこれに一部の市議が反発、徳島市議会は改定に議会の議決を必要とする条例案を17対10で可決しました。
遠藤徳島市長は地方自治法に基づき、議会に審議のやり直しを求め、臨時会が開かれました。
臨時会で条例案を再び議決するには、前回議決した際の割合を上回る出席議員の3分の2以上の賛成が必要です。
しかし臨時会では、議員から県市協定について「改定ではなく、新たな協定を制定することはできないのか。県の認識を知る必要がある」などの意見が出され、11月15日の採決の結果、継続審査とすることが決まりました。
このため再議決の採決は行われず、結論は持ち越されました。
(遠藤彰良徳島市長)
「きょう議決をしていただけなかったが、それは議会が決めたことなので、我々は議会のルールに従っていくしかない。十分 理由については説明したつもりなんですけど、今後誠実にお答えしていきたい」
徳島市議会では今後、徳島県の認識を確認した上、審議を再開する方針です。
新ホールをめぐっては、後藤田正純徳島県知事が徳島市の藍場浜での整備を目指し、かつて徳島市立文化センター跡地での整備を前提に結ばれた県市協定を改定するとして、遠藤彰良徳島市長も同意しました。
しかしこれに一部の市議が反発、徳島市議会は改定に議会の議決を必要とする条例案を17対10で可決しました。
遠藤徳島市長は地方自治法に基づき、議会に審議のやり直しを求め、臨時会が開かれました。
臨時会で条例案を再び議決するには、前回議決した際の割合を上回る出席議員の3分の2以上の賛成が必要です。
しかし臨時会では、議員から県市協定について「改定ではなく、新たな協定を制定することはできないのか。県の認識を知る必要がある」などの意見が出され、11月15日の採決の結果、継続審査とすることが決まりました。
このため再議決の採決は行われず、結論は持ち越されました。
(遠藤彰良徳島市長)
「きょう議決をしていただけなかったが、それは議会が決めたことなので、我々は議会のルールに従っていくしかない。十分 理由については説明したつもりなんですけど、今後誠実にお答えしていきたい」
徳島市議会では今後、徳島県の認識を確認した上、審議を再開する方針です。
最終更新日:2024年11月15日 20:15