穏やかな陽気に早咲きの桜ほころび始める　県内の2025年の桜は平年より1日遅い3月29日に開花予想【徳島】

3月最初の週は厳しい寒さの日が続きましたが、3月10日は一転、各地で穏やかな陽気となりました。

徳島県内でも早咲きで知られる桜が、あちこちでほころび始めています。

徳島市万代町、JA徳島市の駐車場では、河津桜が濃いピンク色のかわいらしい花を咲かせていました。

職員によりますと、例年は2月中旬には花を咲かせるそうですが、2025年はまだ七分咲きです。

変わって徳島市の田宮川、川沿いの堤で蜂須賀桜が一本だけつぼみをほころばせ、朝の光を受けて輝いていました。

河津桜に比べると薄いピンクの花びらが、穏やかな風に揺れています。

10日の徳島県内は高気圧に覆われて穏やかに晴れ、昼間は日差しの暖かさを感じられる一日となりました。

透き通る花びらの向こうに、近づく春を感じます。

最後は徳島市の寺島東公園です。

こちらは、ようやく3分咲きといったところでしょうか。

長かった冬に耐えてきた硬いつぼみが、いままさに花開こうとしています。

徳島地方気象台によりますと、徳島県内の2025年の桜は平年より1日遅い3月29日に開花予想。

もうすぐ出会いと別れの季節がやってきます。