児童虐待や女性へのわいせつ行為疑い逮捕 熊本市職員の相次ぐ不祥事を市長が陳謝
職員の相次ぐ不祥事を受けて、熊本市の大西一史市長は24日の定例記者会見で陳謝しました。
■熊本市 大西一史市長
「被害者の方、ご家族、市民の皆様に対し、深くお詫び申しあげます。申し訳ございませんでした」
熊本市では7月、児童虐待が疑われる子どもなどを緊急保護する児童相談所の「一時保護所」で、職員が保護していた児童の頭を平手でたたく虐待行為が明らかになりました。
また16日には、経済観光局の職員が、同僚と酒を飲んだ帰りに路上で女性に後ろから抱きつき、服の上から胸を触るなどわいせつな行為をした疑いで逮捕されました。
相次ぐ職員の不祥事について大西一史市長は、「子どもたちの安全を確保すべき一時保護所で虐待が行われたこと、職員によるわいせつ事案が発生したことを大変重く受けめている」と述べ、再発防止と信頼回復に取り組むとしました。