熊本県の各地で遺体発見相次ぐ 川底の土砂すくう工事現場では成人の頭蓋骨
熊本県内では23日から24日にかけ、各地で遺体が相次いで見つかりました。
警察によりますと、24日午前2時半頃、熊本市東区上南部の九州道上り線で「路肩に人のようなものが見える」と通報があり、警察がうつ伏せで死亡していた成人男性を確認しました。男性は体全体に損傷があり、身元が特定できるものを所持していないということです。現場には九州道の上を走る橋がかかっています。警察は事件と事故の両面で捜査しています。
嘉島町犬渕の緑川の河川敷では、23日午後5時過ぎ、トラクター型の草刈り機で男性が作業中、機械が詰まった感じがしたため、確認したところ、人が巻き込まれていたということです。遺体は損傷が激しく、性別や年齢も不明ということです。
熊本市南区富合町杉島の加勢川下流の工事現場では、24日午前10時45分頃、川底の土砂をすくっていた作業員から警察に通報があり、成人の頭蓋骨一つが見つかりました。死後1年以上経過しているとみられるということで、警察が身元の確認を進めています。