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農業用水確保のための球磨川取水施設が被災も取水状況は「平年並み」に…

2024年6月15日 19:34
農業用水確保のための球磨川取水施設が被災も取水状況は「平年並み」に…

球磨川から農業用水などを確保するための国の施設が大雨で被災した問題で九州農政局は14日、八代市で関係者を集めた連絡会を開き取水状況が「平年並みに戻った」と報告しました。

情報連絡会には、八代市を流れる球磨川に設置された取水施設、「遥拝頭首工」から水を引く農業や企業の関係者など22の団体の代表などが参加しました。

施設はことし3月と5月の大雨で水をせき止めるゲートの工事中に工事用の仮設物が被災し今月はじめごろからポンプ車で取水するなどの処置をしていました。

九州農政局によりますときのう、新たに土のうを入れた仮設物の設置が完了し、取水量は「平年並みに戻っている」ということです。

今後は梅雨の大雨の時期に備えポンプ車の設置を続け、農業関係者の相談は専用の窓口で受け付けるということです。