コロナの経験をいかし体制整備を盛り込む 熊本県の新しい保健医療計画
熊本県は、新しい保健医療計画に、新型コロナのような新たな感染症のまん延に備えた体制の整備を盛り込む方針です。
保健医療計画は、都道府県ごとに医療提供体制をどう整備していくか方向性を示すもので、来年度、6年ごとの見直しの時期を迎えます。
県は、国の基本方針を踏まえて策定する新しい計画に、新型コロナのような新たな感染症のまん延に備えた体制の整備を盛り込む方針です。具体的には、医療機関と病床の確保や、発熱外来への対応といった医療提供体制を確保するための協定を結ぶほか、宿泊施設や患者の輸送手段も平常時から確保します。
県は来年1月に県民の意見を募るパブリックコメントを実施し、3月末に計画を策定することにしています。