熊本市の下水道管点検で9か所にコンクリートのはがれなど確認 安全性に問題はなし
コンクリートのはがれが確認された下水道管(熊本市提供)
熊本市は、12日の市議会環境水道委員会で、埼玉県で起きた道路の陥没事故を受け行った下水道管の点検で9か所に異常が見つかったと報告しました。いずれも安全性に問題はないということです。
熊本市の点検は2月3日から今月8日にかけて行われ、下水処理場に直結する下水道管が通る総延長約50キロの路面を目視で確認したほか、56か所のマンホールからカメラを挿入し、下水道管の内部を確認しました。
熊本市の点検は2月3日から今月8日にかけて行われ、下水処理場に直結する下水道管が通る総延長約50キロの路面を目視で確認したほか、56か所のマンホールからカメラを挿入し、下水道管の内部を確認しました。
その結果、路面では1か所で舗装のひび割れが確認され、マンホールと下水道管の接続部分4か所でコンクリートのはがれが見つかりました。
このほか、腐食しやすいとされる455か所についても現地調査や過去の検査データの見直しなどを行ったところ、4か所でコンクリートの劣化による鉄筋の露出などがみられました。
いずれも安全性に関わるものではないということです。熊本市は、劣化している場所は速やかに補修を行うとしています。
最終更新日:2025年3月13日 12:22