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犯罪や事故で子どもを亡くした母が思いを語る 熊本市で犯罪被害者支援シンポジウム

2024年11月30日 17:53
犯罪や事故で子どもを亡くした母が思いを語る 熊本市で犯罪被害者支援シンポジウム

犯罪や事故の被害者への理解を深めようと25日に熊本市で開かれたシンポジウムで、子どもを亡くした母親2人が思いを語りました。

くまもと被害者支援センターが開いたシンポジウム。事故と事件で子どもを亡くした2人の女性が講演しました。




深迫祥子さんは、5年前コーヒーの「バリスタ」だった当時29歳の息子・忍さんを交通事故で亡くしました。

忍さんの遺志を継いで熊本市内にカフェを開き、被害者支援活動にあたっています。

■深迫祥子さん
「私たち家族が前を向いて生きていくために、お店は息子からの贈り物だと思います」

また、2011年3月に当時3歳だった娘の心ちゃんを殺害された清水真夕さんも登壇。

これまで夫の誠一郎さんが講演を続けてきましたが、深迫さんの姿に影響を受けて、自分の思いを伝えることを決めました。

■清水真夕さん
「今後事件に巻き込まれる子ども達がいなくなる力になるのではないかと 私はそう信じて今後も微力ながら被害者支援に携わっていきたいと思っています」

最終更新日:2024年11月30日 17:53