北陸電力 志賀原発2号機地震で被害の変圧器 復旧に2年以上か
能登半島地震で故障した志賀原子力発電所2号機の変圧器について、北陸電力は24日、本格復旧に2年以上かかるという見通しを明らかにしました。
2024年1月の能登半島地震では石川県志賀町で震度7、志賀原発1号機の地下で震度5強を観測しました。
地震で志賀原発2号機では変圧器が被害を受け、合わせて5回線ある外部電源のうち2回線が使えなくなっています。北陸電力は機器一式を取り替える必要があるとして24日、新たな変圧器を製造するなど本格復旧に2年以上かかるという見通しを示しました。
使えない2回線の代わりとなる移動式の変電所を設置し、そのケーブル敷設などの工事におよそ1年かかる見込みで、この完成によって暫定的に5回線を確保する方針です。
北陸電力は、外部電源の3回線を使って使用済み核燃料プールの冷却など安全確保に問題はないとしています。
2024年1月の能登半島地震では石川県志賀町で震度7、志賀原発1号機の地下で震度5強を観測しました。
地震で志賀原発2号機では変圧器が被害を受け、合わせて5回線ある外部電源のうち2回線が使えなくなっています。北陸電力は機器一式を取り替える必要があるとして24日、新たな変圧器を製造するなど本格復旧に2年以上かかるという見通しを示しました。
使えない2回線の代わりとなる移動式の変電所を設置し、そのケーブル敷設などの工事におよそ1年かかる見込みで、この完成によって暫定的に5回線を確保する方針です。
北陸電力は、外部電源の3回線を使って使用済み核燃料プールの冷却など安全確保に問題はないとしています。