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痛い連敗B1残留厳しく 富山グラウジーズ

2024年3月4日 19:33
痛い連敗B1残留厳しく 富山グラウジーズ

男子プロバスケットボール、Bリーグ1部の富山グラウジーズは、週末に最下位を争う茨城と対戦し、B1残留が遠のく痛い連敗を喫しました。

下位2チームがB2へ降格する今シーズン。

24チーム中、最下位の富山グラウジーズは23位の茨城ロボッツと対戦しました。

2日の第1戦を落としたグラウジーズは、3日の試合も前半を12点ビハインドで折り返します。

しかし後半、マフィージュニアと、けがから復帰したヘソンの活躍で逆転に成功。

試合は一進一退の攻防で延長戦へ突入します。

4321人のブースターの願いはただ1つ、勝利の2文字でしたが、最後はわずか1点差、89対90で敗れ13連敗。

絶対に負けられない2連戦でまさかの連敗を喫し、B1残留は一段と厳しくなりました。

苦しい結果が続きますが今シーズンはあと19試合残っています。

そしてここから先は残留争いはもちろん、2年後に始まるトップリーグ「Bプレミア」参入に向けても正念場が続きます。

参入条件の一つ「平均入場者数」を見ると、グラウジーズは現時点で平均「3908人」と基準を下回っています。

残るホームゲームは9試合、基準達成のためには毎試合「4200人」超えの動員が求められるということで、常にチームを支えてきたブースターたちの応援こそがB1残留を後押しし、そして2年後のBプレミア参入というグラウジーズの未来に繋がるはずです。

ブースターと選手一丸となって、1つでも多くの勝利をつかんでほしいと思います。