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【山口天気 夕刊10/2】夏と秋を分ける前線南下…雨傘&長袖必須の天気が木~金曜と続く 台風18号は台湾で次第に勢力を落とす

2024年10月2日 19:25
【山口天気 夕刊10/2】夏と秋を分ける前線南下…雨傘&長袖必須の天気が木~金曜と続く 台風18号は台湾で次第に勢力を落とす

●前線南下により真夏の空気から秋の空気に入れ替わり きょう2日(水)は雨とともに気温低下
●3日(木)~4日(金)にかけて前線が西日本に横たわり 断続的な雨と少々肌寒い状態続く
●台風18号は台湾で次第に勢力を落とす見込み 県内への直接の影響はなさそう
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きょう2日(水)の県内は、北から前線が南下してきたことで雨が降ったり止んだりの天気となり、さらに南の夏の空気から北の秋の空気に一気に入れ替わったことで、気温が朝より日中の方が下がるなど、季節感もガラッと変わって少々肌寒さが続く一日となりました。

天気図の上にある、現在、発生中の2つの台風…北海道の東の台風17号は、このあと温帯低気圧に変わって日本から遠ざかる見通しで、台風18号は台湾の高い山で次第に形を崩され、動きが鈍いまま勢力を落とし、西日本に直接、影響することはほぼない、とみられます。

目先のところ、県内の天気は前線の動きに左右される形ですが、これから、あす3日(木)~あさって4日(金)にかけては、引き続き前線が西日本付近に横たわることで、雨が断続的に降りやすく、時折雨脚が強まることもある、ぐずつく天気が続く見込みです。また、引き続き前線の北側の秋の空気が入り込むことで、最高気温で20度ちょっとに止まる、少し肌寒い状態も続くので、服装は長袖を心がける、冷たい雨に濡れないように気を付けるなどして、体調を崩さないよう、十分ご注意ください。

県内各地で、あす3日(木)も引き続き、雨が降ったり止んだり…時折、やや雨脚が強まることもあるでしょう。また、最高気温で22~23度くらいに止まる所が多く、長袖の服装で過ごす必要がある、空気のヒンヤリした状態も続きそうです。日本海側ほど、北風もやや強く、空気のヒンヤリ感が、さらに増してくる可能性もあります。

4日(金)も本降りの雨と、少々空気ヒンヤリの状態が続きそうです。
週末は、にわか雨は少しあるものの、全般には雨は小康状態に。ただし、雨が降らなければ、また少々蒸し暑さが戻る、と見込んでいます。
来週前半は再びぐずつく天気となり、空気のヒンヤリ感が増すなど、雨が降るたびに、秋の空気にしっかり包まれていく見通しです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)