災害時ドローン映像提供で協定…下関市と市内のドローンスクール
災害時にドローンを使って被害状況などの情報共有に役立てようと、下関市のドローンスクールが市と協定を結びました。
下関市役所で行われた式では、ドローンスクール下関を運営するA-commerceの秋葉良和社長と前田市長が協定書に調印しました。
ドローンスクール下関は市内でドローン操縦の講座やイベントの撮影を行っていて、ことし6月末から7月に県内を襲った豪雨災害の際ドローンで撮影した映像を警察や消防に提供。
現場の被害状況を把握するのに役立てられたということです。
これをもとに市と連携し、今後さらに災害現場の情報収集を支援したいと今回、協定を締結。災害時にドローンスクール下関のインストラクターなどが撮影した映像を市に提供し現場の情報取集や被災者の捜索などで連携するといった内容が盛り込まれています。
(秋葉良和社長)
「市民の皆さんにドローンを活用したいろいろな災害のサポートがあると知っていただいて、災害が起きたとき、いち早く消防、警察と連動しながら一緒に救助活動に携わっていければ」
今後は、災害時を想定した撮影訓練などを行っていくということです。