物流専用ドローンでおとなりの小学校へ手紙を配達~山口・阿東で実証実験
山口市阿東地区で14日、ドローンを使って物流をはかる実証実験が行われました。
山口市阿東地区に運ばれてきたのは、物流専用のドローンです。最大5キロの荷物を運ぶことが出来ます。
離陸場所を訪れたのは、地元、さくら小学校の子どもたち。
(女の子)
「さくら小全員が書いた手紙です」
実証実験では、おとなりの生雲小学校に宛てた手紙を、ドローンを使って運んでもらいます。
この実験は、過疎高齢化が進む山間地域で、物流にドローンを使う際にどのような課題があるのか探ると共に住民に、その便利さをアピールするために山口市が行ったものです。
ドローンは、7.4キロを飛び、無事、手紙を届けることが出来ました。
「うれしいし喜んでくれるかな」「ドローンはこんなにすごい仕事をしているんだなと分かりました」
このほかドローンで、地域のグランドゴルフ大会の会場に、優勝トロフィーを届けるデモンストレーションもあわせて行われました。市では将来、買い物などのサポートにもドローンを活用したいと期待を寄せています。