ニューヨークタイムズ紙「行くべき」の経済効果は90億円 山口大学の准教授らが調査結果を報告
ニューヨーク・タイムズの記事で「ことし行くべき場所」とされた山口市。
その経済効果をおよそ90億円と算出した山口大学の准教授らが山口市の伊藤市長に調査結果を報告しました。
山口大学経済学部の加藤真也准教授とゼミの学生5人が山口市役所を訪れました。
加藤准教授らはニューヨーク・タイムズの記事掲載による影響で山口市のことしの観光客数については、前の年の23.2パーセント増のおよそ485万人と推定。
山口県全体への経済効果を89億9200万円と算出しました。
(山口大学経済学部 加藤真也准教授)
「これを一過性のものにするのでなく、 来年以降いかに山口にまた来てもらうか、 新たな観光客に来てもらうのかよく考える必要があると感じている」
(山口市・伊藤和貴市長)
「額の大きさに驚きましたし一番うれしかったのは 若い学生がチャレンジしてくれた。そこはうれしかったこれから長く効果を引っ張っていく作業が大事だと思う」
今回の調査を踏まえ、学生らはことし7月5日に山口市の観光課題の解決方法について大学内でプレゼン大会を開くことにしています。