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【山口天気 夕刊12/7】8日(金)は朝の底冷え厳しいが昼は暖かな陽気に 週末は異例の暖かさ&再び異例の黄砂飛来も!?

2023年12月7日 18:42
【山口天気 夕刊12/7】8日(金)は朝の底冷え厳しいが昼は暖かな陽気に 週末は異例の暖かさ&再び異例の黄砂飛来も!?

きょう7日(木)の山口県は、未明の一時雨のあと、急速に天気は回復したものの、西寄りの冷たい風が少々強い一日でした。
また、雨上がりから黄砂飛来が見込まれていましたが、実際、気象衛星画像では黄砂が飛来する様子が写り、東シナ海を南下した黄砂により、気象台からは那覇で黄砂観測の発表もありました。
西日本にも少し黄砂が飛んできていたかもしれませんが、きょう日中はやや強く吹いた西寄りの風により、すぐ吹き飛ばされて薄まった、という状況だった、とみられます。

あす8日(金)にかけては、県内は高気圧に南から緩やかに覆われる形となる見込み。
海の方から高気圧に覆われるので、新たな黄砂の流れ込みはなく、安定した晴天に加え、非常にクリアな空気で見通しの良い陽気になりそうです。

良く晴れるので、朝は放射冷却による底冷えが強く、山間部は氷点下の冷え込みの所もある予想です。ただ、日中の気温は17~18度くらいまで上がる所が多く、昼間は日ざしの温もりが心地よい陽気になりそうです。

今週末にかけては、連日、お伝えしているように、さらに南からの暖かな空気が流れ込んで、最高気温が20度以上となる所が続々と出てくるなど、師走らしからぬ暖かさになる、と見込んでいます。

一見すると、今週末は行楽日和、そして早めの大掃除などに取り組むのも良さそうな雰囲気ですが、気になるのが、今週末も黄砂が飛来する可能性があるところです。
北日本方面へ広がる黄砂の帯が、日曜日にかけて南下し、県内に到達する心配があります。
大掃除や、車を洗う時など、この黄砂の様子も気にかけておきましょう。

なお、来週初めは、低気圧の通過でややまとまった雨となり、その後も度々ぐずつく天気となる見通しです。
来週にかけても、まだ師走にしては気温が高い状態が続きそうですが、来週は晴天チャンスが少ない、ということを念頭に、日々、最新の予報を確認しながら、小刻みな天気変化に上手に対応していきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)