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【解説】雪・風への注意 30日夜まで 気になる石川の天気 気象予報士が解説

2025年1月29日 18:36
【解説】雪・風への注意 30日夜まで 気になる石川の天気 気象予報士が解説

越崎 成人 キャスター:
ここからは、小野和久気象予報士とお伝えします。

小野 和久 気象予報士:
お願いします。

越崎:
小野さん、29日朝は思った以上に雪があり、風も強かったですね。

小野:
兼六園には、まだ雪が残っています。大雪にはなっていませんが、金沢では1月10日以来の積雪で、最大積雪は6センチでした。今シーズン最も多く積もりました。

小野:
そして、29日朝の最大瞬間風速です。羽咋で26.3メートル、金沢でも20メートルを超えました。

越崎:
観測された時間が、子どもたちが学校へ行く登校時間と重なってしまったんですね。

小野:
30日は29日朝ほど風は強くありませんが、吹雪く時間もありそうですから皆さん注意して登校してくださいね。

小野:
はい、30日の予想天気図です。冬型の気圧配置が続きます。風が強めで雪の降りやすい天気です。
小野:
雪と風の予想を見ていきましょう。29日夜9時、JPCZと呼ばれる雪雲の帯が石川県内に伸びています。雪雲の帯は、30日朝にかけて少し北上します。30日の日中は能登地方を中心に掛ります。30日には、南下して弱まる見込みです。

越崎:
31日の日中は、ほとんど雪雲の影響はないようですね。

小野:
29日夜から30日夕方にかけての降雪量の予想です。12時間ずつ に分けてお伝えします。30日朝6時までは、平地の多い所で加賀で5センチ、能登で10センチ。そのあと30日夕方6時までは、平地の多い所で、同じく加賀で5センチ、能登で10センチです。そして来週は、さらに強い寒気が流れ込んでくる見込みです。

越崎:
今後の情報に注意しましょう。小野さんとお伝えしました。

最終更新日:2025年1月30日 11:31