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輪島塗の“魅力発信”担う「復興デザインセンター」オープン 復興情報拠点としても期待

2025年2月13日 18:32
輪島塗の“魅力発信”担う「復興デザインセンター」オープン 復興情報拠点としても期待

輪島塗の販売促進を様々な形で支援しようと、仮設の漆器工房に併設してデザインセンターが13日にオープンしました。石川県輪島市の復興情報を伝える発信拠点としても期待がかかります。

「復興デザインセンターをオープンいたします。どうぞ」

13日にオープンした「復興デザインセンター」。

輪島塗の仮設工房が整備されている輪島漆芸美術館の敷地内に作られたこの施設の目的は、輪島塗の魅力発信。

施設内には、デジタル印刷ができるプリンター3台が置かれ、まずはそれぞれの仮設工房の看板代わりとなるタペストリーの製作に使用されるということです。

輪島市・坂口 茂 市長:
「デジタル印刷の活用は、輪島の中でも販売促進を含めてニーズがあると思っています。輪島塗の復興、輪島の産業の復興が進むことを大いに期待しています」

輪島市によりますと、当面は漆器工房の職人などが使用する想定だといいますが、いずれは輪島塗以外の産業の復興PRのためにも利用していきたいということです。

最終更新日:2025年2月13日 18:32