文科省専門家チーム 石川・輪島市の中学校など被害状況を調査
文部科学省から依頼を受けた専門家チームが、輪島市の中学校などの被害状況を調査しました。
調査を行ったのは文部科学省から依頼を受けた建築の専門家チームで、17日昼前、輪島中学校を訪れ、建物の被害の状況を確認していきました。
輪島中学校の校舎は現在も避難所として利用されていて、生徒は集団避難先の白山市や輪島高校の校舎で学校生活を送っています。
専門家チームは、校舎の壁に入ったひびや地盤の沈下によってむき出しになった校舎の基礎部分の状況などを確認しました。
■専門家チーム・田尻清太郎さん「耐震性も元々高くつくられていると思いますし、その結果、被害は少なかった。避難所として当面使っていただく分にはこの建物については問題ない」
専門家チームは他にもスポーツ施設の「サン・アリーナ」などの被害状況も確認しました。
今後、3月末をめどに建物を修繕して使うべきか、新たに建て直すべきか、復旧の道筋を市の教育委員会に提言するということです。