「どの年代も楽しめるフロアに」山形屋に「エディオン」と「丸善」が出店へ 「MONOフェア」始まる
鹿児島市の山形屋に来月、家電量販店の「エディオン」と文具専門店の「丸善」が出店することになりました。「子どもから大人まで楽しめるフロア」を目指すということです。
(間世田桜子キャスター)
「山形屋2号館5階です。今月末に閉店する「What」があるフロア。こちらと向こう側のコーナーに丸善が。エスカレーターを挟んで向こう側にエディオン鹿児島が新しくオープンすることになりました」
来月1日、山形屋の2号館5階にオープンするのは、家電量販店の「エディオン」と文具専門店の「丸善」です。山形屋の事業再生計画の一環で、今月末をもって閉店することが決まった文具雑貨店「What」。その跡地など、フロア一帯にオープンすることが決まりました。
霧島市の山形屋に去年3月にオープンした「エディオン」の売り上げが好調であることなどから、山形屋から出店を打診したといいます。目指すのは「子どもから大人まで楽しめるフロア」。
これまでにもあったランドセル売り場や玩具売り場に加え、3号館3階にあった書店を4日からこのフロアに移設。
加えて、来月に文具や家電の売り場を新設することで、「どの年代も楽しめるフロアにしていきたい」としています。
街の人の反応は。
(20代大学生)
「このへん(天文館)は家電を扱う店が無いので、エディオンができたらそういう目的で来る機会が増えると思う」
(山形屋・坂口博英広報担当部長)
「今まで家電、文具については自社運営で販売していた。これが来月1日から専門の会社に運営していただくことで、利便性の向上、新しいお客様にも来店してもらえるのではないかと期待している」
一方、1号館6階の大催場では。
(間世田桜子キャスター)
「今年もMONOフェアが始まった。86店舗から約1800点のものが出品されている」
食品や雑貨、コスメなど、若手の女性社員が厳選した商品が並んでいます。
(訪れた人)
「毎回来ていて、新しいものとか自分では発見できないものとかがいっぱいあるので楽しさを求めて来ている」
開店後すぐ行列ができていたのは、世界中から集めた子供服が売られている「MOJO」。
ふんわりとしたシルエットで子どもの柔らかな雰囲気に合うものが多いと人気です。
ほかにも、関西でしか食べることのできない、オムライス発祥の店「北極星」のオムライスに。「賞味期限1分」と言われる京都・嵐山名物のあんバターたい焼き。そして、食感が楽しい京都の「まるもち」。特殊な機械で外側をパリパリに焼いていきます。
県産のツバキやクスノキの成分を使用した全身に使えるオイルを販売する店も初出店。普段なかなか出会うことのできない商品を手に取りながら楽しんでいました。
「使ってみたいMONOフェア」は、9日(月)まで開かれています。