県内は、春を通り越して初夏のような陽気に包まれました。奄美大島や肝付町など県内4か所で今年初めての夏日を観測しました。

　南からの暖かい空気が流れ込み1日の県内はぐんぐん気温が上がり、徳之島の天城町で25.8度、奄美市名瀬や肝付町前田で25.6度など県内4か所で今年初めての夏日を観測しました。県内ほとんどの観測地点で今年最も高い気温を記録。鹿児島市は20.1度と4月上旬並みの暖かさでTシャツ姿の人も見られました。

　この陽気の中、梅の花が見ごろを迎えた仙巌園ではひな人形を乗せた舟を流し無病息災を祈る「流しびな」が行われました。初節句を迎えた子供たちが願いごとを書いた紙を舟に入れて浮かべていました。

（参加した子ども）
「テニスを頑張りたい」

（参加した母親）
「天気もよくて青空も見えて、梅の花も咲いて最高の日でした」

（参加した母親）
「元気で明るくてそんな子になってくれたらいい」

参加者はゆっくり流れる舟に願いを込めていました。