2年ぶりのプラス予算となった約8527億円の県の新年度の当初予算案が県議会で可決されました。

　25日の県議会の本会議では、2期目の塩田知事にとって初めての予算編成となった新年度の当初予算案など議案47件が可決、同意されました。2年ぶりのプラスとなった8527億円にのぼる予算案には、塩田知事が1期目からマニフェストに掲げる「稼ぐ力の向上」に約168億円。今年度よりパワーアップした子ども・子育て支援に約502億円が計上されています。

　25日の県議会では冒頭、県警の岩瀬本部長が、県警本部の前の捜査2課長が、情報漏えいや不同意性交の疑いで書類送検されたことなどについて陳謝しました。

(県警本部・岩瀬聡本部長)
「再発防止対策を進める中での今回の幹部職員による非違行為は言語道断であり県警に対する信頼が大きく損なわれることになった。県民の皆様議員の皆様に深くお詫び申し上げる」

　そのうえで、信頼を回復するためこれまで以上に努力すると述べました。