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“日本一早い新茶の里”種子島西之表市で新茶の初摘み まろやかな甘みの希少品種

2025年3月26日 10:10
“日本一早い新茶の里”種子島西之表市で新茶の初摘み まろやかな甘みの希少品種
 荒生産量日本一となった鹿児島。日本一早い新茶の便りです。種子島で新茶の摘み取りが始まりました。

 一面に広がる青々とした茶畑。“日本一早い新茶の里”として知られる西之表市で一番茶の摘み取りが始まりました。「松寿」という種子島でのみ生産されている希少な品種で、クリーミーでまろやかな甘みが特徴だそう。去年より1週間ほど遅れたもののほぼ平年並みの初摘みとなりました。

(生産者 中村良二さん)
「今年は冬も寒くてお茶の木も十分休眠して、いいお茶が出来たと思う。鹿児島県荒茶生産量日本一ということでこれを契機に美味しい種子島茶を飲んでもらえたらうれしい」

 摘みとられた茶葉は新鮮なうちに荒茶に加工され、あすには静岡に向け出荷されるということです。

 一番茶の収穫は4月いっぱいまで続きます。西之表市では16軒でお茶を生産していて、29日には、鹿児島市のアミュ広場で開かれる荒茶の生産量日本一を記念したイベントにも出店する予定だということです。
最終更新日:2025年3月26日 10:34
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