<”弾道ミサイル”に対応>迎撃ミサイル「PACー3」の配備訓練 「”最後の砦”という決意」(宮城・多賀城駐屯地)
弾道ミサイルに対応した迎撃ミサイル「PACー3」の配備訓練が、多賀城駐屯地(宮城)で行われた。
20日午前、多賀城駐屯地には北海道・南西部にある八雲分屯基地の「PAC-3」部隊の車両が一列縦隊でやってきた。
「PACー3」は、海上のイージス艦が撃ち漏らした弾道ミサイルを着弾直前に撃ち落とすもので、”最後の砦”とも呼ばれている。
訓練では、ミサイルの発射機やレーダー、アンテナ射撃管制などを行う車両に隊員がケーブルを接続した。
15分ほどですべての準備が完了し、迎撃態勢が整う。
航空自衛隊第23高射隊・寺澤仁志隊長
「最後の砦”で必ず撃ち落とすといった決意で、日ごろの訓練に臨んでいる」
航空自衛隊によると、「PAC-3」は全国で24部隊が配備されていて有事の際は近くの基地から駆け付けるという。
最終更新日:2024年11月20日 16:30