水産加工会社が商談会 震災後、生産体制整うも処理水影響で…「商談会を通じて接点を結びたい」
仙台市内で開かれた商談会には、三陸沿岸の各県を中心に水産加工業者129社がブースを構えた。
会場にはスーパーマーケットや外食産業などから多くのバイヤーが訪れ商品の味を確かめながら商談を進めていた。
震災から13年が経過し水産加工品の生産体制は整ったものの、売り上げの回復は遅れていてさらに処理水放出による影響も出ているという。
こちらは中華の高級食材としても使われるナマコ。
女川町のこちらの会社では、処理水放出後、中国の輸入制限で全体の輸出量が6割ほどに減ったため商談会を通じ新たな輸出先を模索している。
商談会の参加者
「台湾やマレーシアなど東南アジアの方に輸出に関係のある業者さんと、商談会を通じて接点を結びたいという風に思っています」
この水産加工品の展示商談会は4日まで開かれる。