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元運転手に”執行猶予付き有罪判決”、観光バス誘導中の女性ガイド バスと電柱に挟まれ死亡(仙台地裁登米支部)

2025年2月18日 19:10
元運転手に”執行猶予付き有罪判決”、観光バス誘導中の女性ガイド バスと電柱に挟まれ死亡(仙台地裁登米支部)

2024年6月、上山市(山形)で観光バスを誘導していた涌谷町(宮城)に住むバスガイドの女性がバスと電柱の間に挟まれ、死亡した事故で仙台地裁登米支部はバスの元運転手に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

起訴状などによると、登米市(宮城)の元運転手・阿部憲悦被告(69)は、2024年6月 上山市内の市道で観光バスを時速5キロほどのバックで旅館に横付けしようとしたが、その際 バスを誘導していた涌谷町のバスガイド 佐々木仁美さん(当時39)をバスと電柱の間に挟み死亡させた過失運転致死の罪に問われていた。

18日午後、仙台地裁登米支部で開かれた判決公判で、中原諒也裁判官は「被告は運転手としての基本的な注意義務を怠り、被害結果は重大」としつつ「罪を認め二度と車を運転しないとしている」などとして、阿部被告に禁錮1年6か月・執行猶予3年の判決を言い渡した。

最終更新日:2025年2月18日 19:11