「船で一番偉いのは、船長じゃなく”船頭”」気仙沼の基幹産業・漁業を知って…地元小学生が遠洋マグロ船見学(宮城)
気仙沼(宮城)の基幹産業漁業の大切さを知るために、地元小学生が遠洋マグロ船を見学しました。
気仙沼漁港を拠点にする遠洋マグロ船に乗り込んだのは、気仙沼市松岩小学校5年生42人です。
この船は、1年かけて南大西洋でミナミマグロなどを漁獲しています。
19日は、船の持ち主や元漁船員を案内役に寝室やエンジンルームなど船の内部を見学。
操舵室では、船頭(漁労長)と船長の違いの説明を受けると、驚きの声が上がりました。
社長)船で一番偉いのは、漁船の場合は船長じゃなくて船頭です。船頭というのは、学校でいう校長先生
児童)えー!
社長)船頭というのは校長先生、船長というのは教頭先生です
児童
「今までどうやって獲っていたかも分かったので、楽しかったです 」
「命を懸けて頑張って獲っているマグロだから、感謝して食べたいと思います」
この後、児童たちは市内の造船会社の見学も行ったということです。