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仙台市拠点のフットサルクラブ「ヴォスクオーレ仙台」24日優勝を懸けた今季最終戦

2023年12月20日 20:05
仙台市拠点のフットサルクラブ「ヴォスクオーレ仙台」24日優勝を懸けた今季最終戦
仙台市を拠点とするフットサルクラブ「ヴォスクオーレ仙台」。チームは24日の日曜日、リーグ優勝をかけた一戦に臨む。

18歳~39歳までの19人の選手が在籍するフットサルクラブ「ヴォスクオーレ仙台」。今シーズン、日本最高峰の舞台「Fリーグ」の2部「F2」を戦っている。

リーグ戦開幕から9連勝をおさめるなど、現在13勝1分1敗、勝ち点40で首位!F2優勝、そして、優勝チームに与えられるF1昇格のチャンス獲得に向け残すはあと1試合。

〈清水誠監督〉
「これ以上素晴らしいシーズンが過ごせないっていうぐらい充実したシーズンを過ごしている、ここでもちろん優勝しなきゃこのトップリーグ、プロの世界は何も残らないので、しっかり優勝してみんなで喜び合って最高の一日にしたいなと思っています。」

1チーム5人でプレーするフットサル。11人制サッカーのおよそ9分の1のコートで攻守がめまぐるしく入れ替わる。どんな局面でも瞬時に対応するため、監督と選手たちは練習中から考えや狙いを積極的に共有。チームが一つになったことで、ここまで好成績を収めてきた。

〈平澤凌キャプテン〉
「ディフェンスの部分は特に強度を変えずに前からプレスをかけていこうというのはある、今の僕たちのチームにはそれぞれ強みをもっている選手が多いので、そういった選手の特徴をいかしながらゴールを量産出来ているなと思う。そこが強みかなと思う。」

勝って優勝を決めたい24日のシーズン最終戦。注目は、元フットサル日本代表の森村孝志選手(32)。今シーズン3年ぶりにチームに復帰。1対1の対人の強さ、足元の細かい技術を武器に攻撃を組み立てる。

一方、チーム最多得点の11ゴール丸山将輝選手(28)。フィジカルの強さ、反転シュートが武器。お決まりとなっているゴールパフォーマンスにも注目だ。

〈丸山将輝選手〉
「個人としてはやっぱりゴールにむかっていくプレーを続けて、得点を取るということが仕事なので、そこにこだわってやりたいなと思います。」

クラブ「初」のタイトルを目指して…そしてその先のF1を目指して。気持ちをひとつに、最終戦に挑む。

〈平澤凌キャプテン〉
「選手としてタイトル争いが出来るのは、これ以上ない幸せなことですし、サポーターの皆様からもすごい期待を頂いているので、宮城、この仙台に優勝カップを持ってこれるように目の前の試合頑張ってきたいと思います。」

23日に試合のある2位・ボアルース長野が敗れれば、ヴォスクオーレ仙台は自動的に優勝が決まる。しかし選手たちは自分たちが勝利して、優勝を決めたいと意気込む。最終戦は24日、アウェーでヴィンセドール白山(石川県)との対戦。