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約655万円詐取疑い大石知事を刑事告発 後援会の政治資金巡り東京の経営コンサル男性 《長崎》

2024年7月10日 12:11
約655万円詐取疑い大石知事を刑事告発 後援会の政治資金巡り東京の経営コンサル男性 《長崎》

大石知事の後援会の政治資金を巡り、東京の経営コンサルタント会社の男性が10日詐欺または業務上横領の疑いで知事らを長崎地検に刑事告発したことを明らかにしました。

長崎地検に10日付けで告発状を送付したのは東京の経営コンサルタント会社の男性です。

告発状などによりますと大石知事と後援会を統括していた
選挙コンサルタント会社の男性は共謀し、2023年3月と2024年3月の2回に分けて、後援会に政治活動費として振り込まれる会費や寄付金などあわせておよそ655万円をだまし取った疑いがあるとしています。

告発した男性は、大石知事が後援会に2000万円を貸し付けたとする架空の貸借契約書などを基に、後援会の職員に指示して、自身が管理する口座に入金させたなどと主張しています。

大石知事の後援会の関係者は、これまでの取材に「形式的ミスの二重計上だった。現在、精査を続けている」としていてます。

また、大石知事は後援会の収支報告書をめぐり県議の後援会からの286万円の借入金についても県議会の一般質問で指摘を受けていて、さきほど本会議で「精査確認のため、今しばらく時間をいただきたい」と述べました。