地域ぐるみで防犯向上を「いい意味での縄張り意識」自治会や事業者など対象の防犯対策研修会《長崎》
地域の防犯意識を高めてもらおうと、県庁で自治会や事業者などを対象にした研修会が開かれました。
研修会は、地域の防犯対策を見直すきっかけにしてもらおうと、県と県警察本部が開き、自治会や事業者から約60人が参加しました。
(福岡県安全・安心まちづくりアドバイザー 宮田 健二さん)
「(犯罪の機会を与えない)三要素は、領域性・監視性・抵抗性。この3つのことを言います。領域性は、いい意味での縄張り意識」
福岡で防犯に関するアドバイザーとして活動する宮田 健二さんが、"地域の力で犯罪の機会を与えない" をテーマに、夜のパトロールやまちをきれいにすること、コミュニケーションを積極的に行うことが犯罪抑止につながると話しました。
(ダイヤランドまちづくり連絡協議会 寺田 真理さん)
「ごみなど散らからないように、整然と町を綺麗にしておくとか、日頃から顔見知りになっていることが重要だと思う」
(時津地区少年補導員連絡協議会 川口 智也さん)
「巡回は2人以上で行う。不審な人物を見かけた場合は、とにかく警察に連絡をしておく。今後は青パトの巡回と合わせてやっていきたい」
県内の刑法犯の認知件数は去年3700件あまりで、前の年から200件ほど増加しています。
県警では、地域ぐるみで防犯対策に努めてほしいと話しています。