通りを彩る青紫の花「ジャカランダ」雲仙市小浜町の温泉街で500本が満開に《長崎》
風に揺れる青紫色の花。
雲仙市小浜町で見ごろを迎えている「ジャカランダ」です。
「ジャカランダ」は南米産の花木で、南半球では春にあたる時期に咲くことから、アフリカやオーストラリアなどの人にとっては、日本の「サクラ」と同じように “春を告げる”存在です。
温泉街の国道沿いには、約500本のジャカランダが植えられています。
これは今から60年ほど前に、エチオピアで暮らす小浜町出身の男性から「島原半島にジャカランダの花を咲かせてほしい」と送られた種を育てたものだそうです。
冬に雪が少なかったため、今年はこれまでにないほど多くの花が咲いていて、6月10日ごろまで、満開の花が楽しめる見込みだということです。