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地域の防犯貢献「相撲甚句」で詐欺防止や交通安全を 愛好家団体に警察から感謝状《長崎》

2025年2月28日 16:00
地域の防犯貢献「相撲甚句」で詐欺防止や交通安全を 愛好家団体に警察から感謝状《長崎》

防犯にまつわる甚句で地域の防犯活動に貢献しているとして、諫早市の愛好家の団体に警察から感謝状が贈られました。

表彰を受けたのは、「諫早相撲甚句会」です。

犯罪の被害にあわないよう呼びかける甚句で、市民の安心安全に貢献したとして諫早警察署から感謝状が贈られました。

(日本相撲甚句会 大嶽 孝澄 師範代(79))
「詐欺防止、自転車窃盗、交通安全など、相撲甚句のメロディーに乗せて、市民の皆さんに浸透できたら」

江戸時代に力士が余興で歌ったことが始まりとされる “相撲甚句”。

会では現在、愛好家約20人が活動しています。

作詞も自分たちで行い、最近では「自転車鍵かけの唄」を制作し去年、諫早駅で行われた啓発キャンペーンで披露したそうです。

(日本相撲甚句会 大嶽 孝澄 師範代(79))
「地域に貢献できるような唄をつくって、相撲甚句調に流そうといろいろな唄をつくってきた。市民の皆さんが知って、犯罪を防いでくれたらという思い」

去年 創立25年を迎えた諫早相撲甚句会。

来月は、諫早市内のイベントで「ニセ電話詐欺防止の唄」を披露する予定です。

最終更新日:2025年2月28日 16:00