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「オランダ海軍のフリゲート艦」長崎に寄港 9日には海上海上自衛隊の護衛艦と初訓練も《長崎》

2024年6月10日 18:40
「オランダ海軍のフリゲート艦」長崎に寄港 9日には海上海上自衛隊の護衛艦と初訓練も《長崎》

海上自衛隊との訓練を実施したオランダ海軍のフリゲート艦が長崎に寄港し、歓迎行事が行われました。

インド太平洋地域の海洋安全保障の強化に向けて、2国間の連携を密にします。

長崎港に寄港したのは、オランダ海軍のフリゲート艦「トロンプ」です。

中国の海洋進出による緊張が高まる中、トロンプは安全な航路の維持などを目的にインド太平洋地域に3月から派遣されています。

各地で軍事演習などに参加し、9日は九州西方沖で、初めて海上自衛隊の護衛艦と訓練を行いました。

来年が日本とオランダの交流開始から425周年となることから、かつて貿易の窓口だった「出島」がある長崎が寄港先として選ばれました。

10日行われた歓迎行事では、艦長に記念品が手渡されました。

(イヴォンヌ・ファン・ブーゼコム艦長)
「乗務員と私は、長崎に寄港することを楽しみにしている。長崎での過去のオランダ貿易の歴史について学びたい」

トロンプの乗組員たちは14日まで滞在し、長崎原爆資料館などを訪問する予定だということです。