“女性を抑圧”タリバン最高指導者らの逮捕状を請求 ICC
オランダ・ハーグにあるICC=国際刑事裁判所は23日、女性を抑圧しているとして、人道に対する罪の疑いでアフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンの最高指導者らの逮捕状を請求したと明らかにしました。
ICCのカーン主任検察官は、女性の教育を制限したり表現の自由を奪うなど、女性を抑圧しているとして人道に対する罪の疑いでタリバンの最高指導者アクンザダ師ら2人に逮捕状を請求したと発表しました。
また、声明の中で、アフガニスタンの少女や女性、性的マイノリティーが、タリバンによる「前例のない、非情な迫害に直面している」と指摘しました。
ICCは、タリバンが実権を握った2021年から女性への迫害を続けてきたとして、人道に対する罪の刑事責任を負うべきであるとの結論に達したとしています。
最終更新日:2025年1月24日 5:14