パキスタン軍がアフガニスタン南東部を空爆 少なくとも46人死亡
パキスタン軍は24日、アフガニスタン南東部を空爆し、少なくとも46人が死亡しました。テロ組織に攻撃を行ったとしています。
地元メディアによりますと、アフガニスタン南東部のパクティカ州で24日、パキスタン軍が4か所に空爆を行い、子どもや女性を含む少なくとも46人が死亡したということです。亡くなったのは、地元住民やパキスタンからの難民とみられています。
AP通信などによりますと、パキスタン側は正式な声明は出していませんが、タリバンに近いイスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」がパキスタン国内でのテロ行為をしているとして、今回の空爆はテロ組織への攻撃と主張しているということです。
タリバンはパキスタン側に「残忍な行為はあらゆる国際規則に反し、明らかな侵略行為」と強く非難した上で報復を示唆していて、両国の緊張が高まっています。
最終更新日:2024年12月25日 20:56