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被災協の機関誌 提供呼びかけで初期発行分が寄せられる 40年前にノーベル平和賞候補の記述も<長崎>

2025年1月23日 19:09
被災協の機関誌 提供呼びかけで初期発行分が寄せられる 40年前にノーベル平和賞候補の記述も<長崎>


長崎原爆被災者協議会は、42年前から毎月発行している機関紙のうち、保管されていなかった初期の40号あまりが寄せられたと発表しました。

(長崎原爆被災者協議会 溝浦 勝 副会長)
「ノーベル平和賞候補にあがったのが、40年前の1月9日号に出ている」

“日本被団協ノーベル平和賞候補に”との見出しがつけられた記事や、被爆講話の状況など、被爆者の活動や背景が描かれています。

長崎原爆被災者協議会で1983年から毎月発行されている機関紙「長崎被災協ニュース」。

現在は、被団協(長崎版)と名前を変え、今月で495号を数えます。

被爆80年プロジェクトの一環として、これまで発行したすべてを公開することに。

去年7月から見つかっていなかった、あわせて60号あまりの提供を呼び掛けたところ、原爆被害の調査を長年続ける研究者から1983年発行の「1号」を含む41号分のデータが寄せられたということです。

(長崎原爆被災者協議会 溝浦 勝 副会長)
「被爆者の心を結びながら、核兵器や核戦争のない世の中を何としても、まだ生きているうちに実現するために、ノーベル賞を力に頑張っていきたいと新たな決意をもらった」

資料はインターネット投稿サイト『note』で公開していて、残る10数号についても提供を呼び掛けたいとしています。

最終更新日:2025年1月23日 19:11
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