朝に長崎で水揚げした新鮮な魚をその日に関東のスーパーで販売 県産品販路拡大の実証事業《長崎》
“空輸“ を活用した県産品の販路拡大事業が進められています。
首都圏のスーパーに並ぶのは、カサゴにヒラマサなど、長崎でその日の朝に水揚げされた新鮮な魚。
店頭で説明するのは、大手航空会社「ANA」の客室乗務員などのスタッフです。
豊富な魚種を誇る長崎の新鮮な魚を届けようと、県漁連、ANAホールディングス、関東を中心に展開するスーパー3社が連携して、実証事業を行いました。
この日は16種類の魚を、空輸で首都圏まで運びました。
販路拡大に向けた実証事業はこれまでも定期的に行っていて、今回の取り組みは、3か月に1回をめどに行っていく予定だということです。
ANAではおととし、長崎空港の利用促進などを進める協定を県と結んでいて、ANAの担当者は「県産品をPRし、販路拡大の手助けになれば」と話しています。