「非日常的な世界を楽しんでもらえる」長崎ヴェルカ 国内最高峰の『Bリーグプレミア』参入へ《長崎》
長崎ヴェルカが参戦しているプロバスケットボールBリーグについてです。
(青木雄大アナウンサー)
現在、BリーグはB3リーグ、B2、B1にカテゴリーが分かれていますが、
2026年27年シーズンからは、国内最高峰のリーグが『B.LEAGUEPREMIER』という名称になり、『ONE』『NEXT』と続きます。
そして現在は、競技成績によって昇格や降格が決まっていますが、リーグ改変以降はこれを廃止にして、事業規模などによってカテゴリー分けが行われます。
では、ヴェルカがB.PREMIERに参入するための1次審査の条件ですが、こちらの3つです。
まずは、2シーズン続けて売り上げが12億円以上。
2つ目は1試合あたりの平均入場者数が4000人以上であること。これも2シーズン連続です。
最後に収容人数5000人以上、VIP席を完備しているなどの基準を満たすアリーナを持っているかが条件となります。
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
かなり高い条件が定められているんですね。
(青木雄大アナウンサー)
実は、この条件を達成しているクラブは少ないのが現状で、ヴェルカには、条件が緩和された形の3次審査が行われていました。
リーグは17日に会見を開き、B.PREMIERに参入するクラブを発表しました。
はたして、ヴェルカはどうだったのでしょうか。
(Bリーグ 島田 慎二チェアマン)
「本日はライセンス交付となったクラブのみを発表します」
Bプレミアライセンスの交付クラブは、17日に東京で発表会見が行われました。
ヴェルカのスタッフらは、スタジアムシティ内の一室で結果を待ちます。
「千葉ジェッツ」や「アルバルク東京」など、首都圏のクラブを中心に呼ばれる中、迎えた 22クラブ目。
最後のクラブの発表です。
(Bリーグ 島田 慎二チェアマン)
「続いてのクラブを発表します。長崎ヴェルカ」
(ヴェルカスタッフ)
「おーっ! (拍手)」
見事、初年度からの参入が決まりました。
ヴェルカは売り上げは去年12億円以上、また 昨シーズンの平均入場者数は、約3630人となっていて、条件が緩和された3次審査をクリアしました。
(伊藤 拓摩社長兼GM)
「率直に本当にうれしい。Bプレミアになることで、さらにレベルが上がると思っているので、非日常的な世界を長崎の皆さんに楽しんでもらえると思う」
無事にBプレミアへの参入が決まった長崎ヴェルカ。
週末は、今シーズンのリーグ戦を控えます。
19日と20日、アウェーで 群馬クレインサンダーズとの対戦です。