樹齢は724年 金言寺の名物大イチョウが見頃 色づきが例年より1週間ほど遅れるも 多くに人々でにぎわう 島根県
山陰地方、11月14日は高気圧の影響ですがすがしい秋晴れとなりました。こうした中、島根県奥出雲町の紅葉スポットがにぎわっています。
青空に映える黄金色の葉。平日の午前中にも関わらずにぎわっていたのは、島根県奥出雲町の紅葉スポット「金言寺(きんげんじ)」です。名物の大イチョウが見頃を迎えています。
訪れた人
「すごいです」
島根県の天然記念物にも指定されている大イチョウ。高さ33メートル、幹回り6.8メートル、樹齢は724年に及ぶといいます。足もとや寺のかやぶき屋根も黄色く彩られ、一帯は秋一色に。今年は夏の高温や朝晩の冷え込みの影響で色づきが例年より1週間ほど遅れましたが、多くの人たちが足を運び、美しい光景を堪能していました。
訪れた人
「実物をみるとすごく大きくて圧倒されました」
「きのうも来たんです。きょうは違う友達を連れて良い写真が撮れました。御蔭があります」
田中克彦 住職と妻・靖子さん
「大変見頃です。天気も良くて光輝いてね、きらきらしてますよ。700年のパワーイチョウが生きた力というものをみて、英気をいただいて感じていただきたいと思っております」
金言寺の大イチョウは、天候が良ければあと1週間は楽しめるということです。