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「崩落に気づいて慌ててハンドルを切った」 県道が崩落し日御碕地区約550人が孤立状態 出雲市は24時間降水量が211.5ミリと7月の観測史上最多 島根県

2024年7月10日 12:06
「崩落に気づいて慌ててハンドルを切った」 県道が崩落し日御碕地区約550人が孤立状態 出雲市は24時間降水量が211.5ミリと7月の観測史上最多 島根県

梅雨前線の活動が活発となり、7月9日から大気の状態が不安定となっている山陰地方。この影響で島根県出雲市では、県道が崩落し日御碕地区では約550人が孤立状態となっています。

7月9日から大気の状態が不安定となっている山陰地方。中でも出雲市は、7月10日午前10時半までの24時間降水量は211.5ミリと、7月では観測史上最も雨が降りました。この雨の影響かー。

小田原安理 記者
「日御碕方面に続くこちらの県道ですが、道路が崩落したためこれより先は全面通行止めとなっています」

大きく穴が開いたように陥没した道路。いまにも落ちそうなタクシーが置き去りとなっていました。道路の崩壊が確認されたのは、出雲大社から日御碕地区へと続く県道です。10日午前タクシーの撤去作業が始まりましたが、通行止めの解除の見通しはたっていないということです。

また、このタクシーを運営している出雲観光タクシーによると、「お客さんを日御碕に送った後、会社への帰り道で崩落に気づいて慌ててハンドルを切ったが、車がはまってしまったため窓から脱出した」ということです。

出雲市によると、この崩落でこの先にある日御碕地区の235世帯、約550人が孤立状態に。う回路はあるといいますが、山道で車が通れるかどうかは確認できていないということです。

出雲市は早ければ10日中にも支援物資の調達を行う予定です。