412人に計75万円あまりの保険料を誤って還付 誤還付分の納付求める 青森県南部町
南部町は今年10月分の年金特別徴収で収納データの作成誤りがあり、412人に対し合わせて75万4,700円の保険料を誤って還付していたと発表しました。
町は対象となった全ての家庭を訪問し謝罪と詳細説明、誤還付分の納付についてのお願いを行ったということです。
【経緯】
12月異動分に係る年金特別徴収の例月処理の際、通常時の出力件数を超える多くのエラーが出力されたことから調査を行ったところ、特別徴収10月収納分に係る還付誤りが判明したということです。
介護保険料と後期高齢者医療保険料、国民健康保険税の年金特別徴収に係る収納処理は、青森県国民健康保険連合会から送信されてくる収納データを基に、職員1人が実施しているということです。
今回、後期高齢者医療保険料分に係る10月収納データを漏らした状態で処理を行ったため、本来10月収入分として処理されるはずの収納データが作成されず、8月分の収納データがそのまま10月分として収納処理されたうえ、気づかないまま還付処理を行ったとしています。
町はこれまでの処理体制を見直し、緊張感を持って業務に取り組んで再発防止に努めるとしています。