「見ていて心苦しい」冷凍機故障で改修10億円のアイスアリーナ存続求める署名を保護者たちが提出
設備故障で今年度休館しているふくちアイスアリーナの存続を求める5782人分の署名が南部町の工藤町長に提出されました。
署名を提出したのは南部町の総合型地域スポーツクラブ「ななっち」とジュニアアイスホッケークラブの保護者会です。
9月下旬から署名活動を始め、全国から5782人の施設存続を求める署名が集まりました。
ふくちアイスアリーナは今年4月冷凍機が故障し、修理が難しいことから6月には今年度の休館を決めています。
老朽化が著しく再開には10億円にも上る改修が必要とされています。
選手たちは練習場所を八戸市や二戸市に探し、時間も比較的すいている朝に変更を余儀なくされ移動などの負担が増えるなどの影響が出ています。
★ななっちジュニアアイスホッケークラブ保護者会 渡辺匠会長
「子どもたちもつらさの方が上回って、やはり厳しい環境のなかでホッケーをやらせているというのが一番見ていて心苦しいと」
「リンク存続に向けて声を上げていくしかないので、なんとかこの声が届けばよいなと思っています」
工藤町長は今月20日にも存続や廃止を含めた施設のあり方を検討する委員会を設置します。