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多様な性に理解ある病院目指し高知大学医学部附属病院で職員対象にした「アライ」研修会【高知】

2025年1月12日 16:00
多様な性に理解ある病院目指し高知大学医学部附属病院で職員対象にした「アライ」研修会【高知】
多様な性について理解ある病院を目指してー。10日、高知大学医学部附属病院が職員を対象に研修会を開きました。

高知大学医学部附属病院はおととし多様な性に理解ある病院を目指し支援チームを作り、去年からは職員を対象に「アライ」と呼ばれる支援者を養成する研修会を開いています。10日行われた研修会にはレインボー高知の宮田真代表など2人を講師に迎え職員11人が参加しました。宮田さんはトランスジェンダー男性で問診表など性別欄の記載に困惑したことや、性的マイノリティに対して医療従事者の理解があるか不安だったことなど過去の経験を語り誰もが安心して医療を受けられる病院になってほしいと訴えました。

レインボー高知 宮田真代表
「性的マイノリティの人がどういう所で困っているのか知ってもらうきっかけになればと研修を受けてもらっている 誰もが医療を受けやすい場所であるように病院が変わって欲しいと思う」

研修に参加した職員はこれで109人となりアライであることを示すレインボーバッジが贈られました。
最終更新日:2025年1月12日 16:15