インフラ分野でデジタル技術を駆使し、生産性向上を達成したとして、このほど、高知市の福留開発が国土交通大臣賞に輝きました。

国土交通省は「インフラDX大賞」と題して、インフラ分野でデータとデジタル技術を駆使し生産プロセスの効率化を進めた全国の優れた取り組みを表彰しています。
2024年度は26団体が受賞し、このうち最高賞にあたる国土交通大臣賞を高知市の福留開発が受賞しました。

福留開発は、仁淀川の護岸工事で3Ⅾプリンターを活用して日本で初めてとなる曲線型の護岸パネルを施工。 水の中に暮らす昆虫や植物など環境にも配慮するものです。
これまでは職人による手作業などが必要だった護岸工事に3Dプリンターを活用したことで工期が大幅に短縮され、省力化につながりました。